時は22世紀、地球
この世界には人に仇をなす存在『怪人』、そしてそれを生み出す存在『邪神』がいた。
その余りに強大な力に人類が対抗できる唯一の手段、それは星を守る超常の意志『精霊』と契約した『ヒーロー』だけだった。
そしてここ、日本におい
てヒーローの中でも最強と謳われた10人の内の一人『名無しのフレイム』が邪神と戦っていた。
フレイムは激闘の末、邪神を倒したかに思えたが突如発生した時空震により、真っ黒な空間へと飛ばされる。
そしてそこには一人の羽の生えた少女がおり、彼女は自分の事を異世界転移の女神と名乗る。
女神によると邪神は完全に滅びておらず異世界に転移した為、それを倒して欲しいとフレイムに依頼。
次の瞬間フレイムは見たこともない場所へと飛ばされ、そこには異形の化物に追われる一人の少女がいた。
フレイムは持ち前のヒーローの力で少女アリエルを助けるが、どうも彼女は色々とワケアリらしい。
邪神を追いたいが目の前にいるアリエルも放っておけないフレイムは彼女を助けながら、この世界の事を学び邪神を追う事にする。
その旅の中で起こる様々な問題をフレイムはその圧倒的な力で次々と解決。
そしてアリエルはフレイムの規格外の力と乏しい常識のせいで常に振り回される。
その上、彼を追ってきたヒーローの仲間まで加わり異世界の悪を蹂躙していく。
世界の悪が滅びるのとアリエルの胃が破壊されるのはどちらが先か?
ここに名も無きの炎の世直し冒険譚が始まる。
※こちらの作品は不定期投稿となります。
見切り発進の為、結末がまだできておりません。
完結できるかも不明です。(勿論させる気ではありますが)
同筆者の別作品と世界観を共有しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 16:37:07
652278文字
会話率:53%