勇者...それは邪悪なものを断ち、弱き者達に希望を与える光の様な存在
その勇者には、魔王を打ち倒す為の伝説の剣と六人の心強き仲間がいた
彼はそれぞれに極めた分野があり、その分野においては右に出る者いない程、つまり最強と言われ
ていた
一人は剣を、別の一人は弓を、また別の一人は魔法をと、まさに最強のパーティであり魔王の討伐も秒読みであろうと思われていた
しかし、ある事件が起きた。それは何ということもない魔物討伐の道中で立ち寄った村で起こったことだった
パーティの内の一人である剣を極めし者が突然、村人を殺し始めた
その者の突然の行動に勇者を含めたパーティの者達は驚いたが、その行動を阻止すべく立ち向かったが…結果的に村人は全員殺されてしまった。そして、勇者までもが命を落としてしまったのだ
その大罪を犯した剣を極めし者は行方不明となり今何処で何をしてるのかも、死んでいるのか、生きているのかもわからないという……
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「まぁ、俺普通に生きてますけどね。しかも、なんでも屋なんて仕事もやっちゃってますけどね 」
これは、元勇者パーティで最強だった者が、すったもんだあって、なんでも屋をやり始めた話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-29 00:01:01
53089文字
会話率:60%
ある世界、ある時代、ある国にそのパーティは存在した。軍師の大剣使い、偉人の魔導師の末裔、神の加護を持った聖女_____そして神眼持ちの魔弓使い。
これは彼を主人公とした、逸話の一つである。
最終更新:2017-02-23 23:00:00
1273文字
会話率:32%