“ゲームがなくなったとき、人はどうなるのか”
ゲームは何故存在するか。高校一年になった秋、その興味に直面していた。そこに現れるプロゲーマーの一角、小さい頃、孤立から救ってくれた憧れの人が、突如。私の席の隣に現れた。
2XXX年、一つ十
万円はするゲームに蔓延り、お金持ちたちの遊びに興ずる世界。明け暮れる貧相できつい勉強、生徒たちの日々。
錆びつき始めた世界の和楽に疑念を抱く中、私はゲーム『パッケージフィールド』の世界を、憧れの人から教わり込まれることとなった―――
―――最後、私達は占い師としての道、宿命をたどることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 10:03:13
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会話率:43%