これはある双子の物語だ。
兄、あるいは弟は不完全な不死者。その名はバット。
彼に備わるのは、無から血液を際限なく生み出す異能。しかし、その命は有限である。
妹、あるいは姉は不完全な魔導師。その名はバスチー。
彼女は無数の魔導書と、比類な
き魔術の知識を携える。しかし、その魔力は涸れている。
冷血に見えて、誰よりも熱血なバットは、バスチーの我儘を受け入れて身を挺することを厭わない。
無鉄砲に見えて、誰よりも聡明なバスチーは、バットの強さと勝利を決して疑うことはない。
そんな双子は、貪欲に完璧を目指している。
見据えるのは前人未踏の地。望むモノ全てが存在する最果て――“虹の麓”。
そこは全てを飲み込む魔境の海か。
もしくは、雲を越える大樹の頂か。
はたまた、砂漠に浮かぶ太古の遺跡か。
誰もが夢見る完璧な世界を求めて、双子は冒険の第一歩を踏み出した――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 23:52:13
80808文字
会話率:54%
少年がとある先輩に一目惚れ。
先輩は少年の告白を受け入れて、お付き合いを始めることに。
意気揚々とデートすると、そこで先輩は大型トラックに轢殺される。
先輩が死んだ。
そのことに少年が絶望していると……何故か時間は巻き戻り、先輩のまだ生き
ている時間へタイムリープする。
これは何度も死ぬ先輩と、恋と命に足掻く少年と、青春と、悪魔に彩られたバッドエンドへの三日間。
時間を無限ループして得ることの出来る恋とは何かの感情。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 16:19:37
74068文字
会話率:48%
チーズケーキ大好きK氏が、コンビニで出会ったバスチー(バスク風チーズケーキ)に感動し、これを自宅で再現したいと試行錯誤する日々の記録。
最終更新:2019-06-03 01:35:02
2931文字
会話率:0%
あるミニバスケットボールチームは、瓦解の危機に瀕していた。残っているのは高学年の子達4人のみ。
このままでは、頑張っても勝つことはできない。
そこにやってきたのはまだ年若いコーチ。
名前は城ケ崎柊介。
彼は子供たちの純粋な心に触れて、なん
とか、試合に勝たせてやりたい!と思った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-23 20:37:29
1866文字
会話率:10%