私立百合ヶ丘女子高等学院、通称『百合高』。
その片隅にある文芸部の活動は、少し、いえ、かなり変わっています。
「『源氏物語』に本文が存在しない“雲隠”の巻、だったら私たちが書けばいいじゃない!」
部長の鶴の一声で始まったのは、古典
文学の「謎」を、それぞれの解釈で執筆し、発表し合うという前代未聞の創作バトル!
・部長が書けば、格調高い悲劇に。
・ミステリー好きの副部長が書けば、巧妙なトリックが仕掛けられた殺人事件に。
・物静かなSF少女が書けば、壮大な宇宙の叙事詩に。
・そして、流行に敏感なBL好き女子が書けば――誰もが予想しなかった、とんでもないハッピーエンドに!?
これは、文学を愛しすぎた四人の少女たちが、古典の名作を題材に、時に真面目に、大抵は不真面目に、考察と創作を繰り広げる、知的でカオスな活動の記録(議事録)である。
「『山月記』で李徴はなぜ虎になったのか?」 ――その答えが「エイリアンによる寄生」でも「親友との駆け落ち」でも、彼女たちにとっては全てが“文学”なのだ!
※ネタが思いついたら投稿するため不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 17:00:00
140954文字
会話率:49%
インジュンさんのたてた企画にそって考えた話です。
ある朝、ボタンを発見した男が
片方を押せば妻が死に
片方を押せば息子が死ぬ
押さなければ、両方が死ぬ
そんな選択を迫られる話です。かなり暗い話になりました。
それに感想で要望があったので、
話を付け足してハッピーエンド版にしました。300pv超えました!ありがとうございます・:*:・(*´∀`*)・:*:・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-14 20:35:20
6315文字
会話率:20%