また、繰り返してしまった。
これが何度目であろうか、この男は’また’間違ってしまう。
『お前のせいで俺までとばっちりだ。』
『また君か。』
『コネ入社の癖に』
『早くソフト使えるようになれよ、まだ使えねえのか無能が。』
「こんな筈では
、、、こんなはずではなかったのに。」
なぜこうなってしまったんだ。
この後悔している俺・新入社員もとい風川静里は、入社して6ヶ月、半年になる。
事務系の職種で入社したのだが、一ヶ月で異動命令が下され、現在は土木職の見習い社員として、上司や先輩から仕事を覚えようと日々、指導という名のパワハラに耐え凌いでいる。
もうパワハラやモラハラ、時代錯誤な指導に耐えたくない風川静里はある日に決意する。
この物語は、いつか一泡食わせる為に、仕事を今日も続けてみる日常系オワハラストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-17 12:00:00
550文字
会話率:25%