狂気の王が犯した冒涜の行為により闇に沈んだダファネア王国。
紺碧の王都は闇の王に取り憑かれ漆黒の死都と化した。
それを救わんと立ち上がったのは、運命の旅路をともにする四人。
たった一人残された王の血脈たるミアレ姫。王国の命運は姫の
一身にかかっている。
それを守るブルクット族の戦士カラゲル。稲妻の刺青の者。この者には大きな運命が待っている。
過去にとらわれた祭司ユーグは悔恨の道を歩む。神々の沈黙は不可解で残酷なものだ。
そして、空を映して底知れぬ青き瞳を持つ鷲使いの娘クラン。伝説のイーグル・アイ。精霊と渡り合う者。
聖地に身を潜める精霊と龍とは旅の一行に加護を与えるであろうか。これこそ物語の鍵となる。
果てしない草原に木霊するシャーマンの朗唱。それは抗いがたい運命を暗示するいにしえの言葉。
不死の呪いを受けた闇の道化。死霊魔法に侵される宿命の女。これもまた神々の計画なのか。
転がり始めた運命の物語はその円環を閉じるまで、その奔流を押しとどめることはできない。
鷲よ! 鷲よ! 我らの旅を導け!
陽光みなぎる青空の彼方、地の果ての国へと!
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本作は、危機に陥った王国を救うため旅の仲間が各地を遍歴するシリアス系長編ハイファンタジーです。(ドラクエ的なストーリー・ただしゲーム小説ではありません)
作中、人名などに、相馬 拓也氏 著「鷲使いの民族誌」を参考にしましたが、鷲使いについて本格的な描写があるわけではありません。
そこのところは期待しないでください。あくまで、エンタメ系の剣と魔法のファンタジーです。
戦闘シーンでは若干、流血描写などあります。そこまで怖い感じではないと思いますが苦手な方はご注意ください。
完結までかなりかかると思われます。気長にお付き合いくださいますようお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 16:00:00
1069009文字
会話率:36%
事故死した男は異世界へと転生し、暗闇の中で孤独な時間を過ごしていた。ある時、魔王候補のサキュバス幼女の使い魔として召喚され、光のある世界へと戻る。幼女は魔王になる為、他の候補者と共に選抜試験に臨まねばならない。他が召喚したのは強力なモンスタ
ーで、幼女は最弱とも言えるスライムであった。サキュバスには肉体の強さも大した魔法力もなく、スライムは変形くらいしか能力を持ち合わせていない雑魚モンスター。始まる前から終わったと馬鹿にされる幼女だったが、彼女が引いたのは言葉の通じるレア物だった。孤独から救ってくれた幼女を魔王にするべく、最弱スライムに転生した男の奮闘が始まるのだが、彼が求めたのはロリっ子のパンツになる事だった。スライムからパンツに転職した男の、善きパンツであろうとするが故に最強に至る物語。
※タイトルとは違ってエロ要素はほぼありませんが、少々汚い表現(飲尿療法的なモノ)があります。大体がロリっ子を可愛がる物語で、人化の予定はありません。ドラクエ的なスライムではなくアメーバ系で、デフォルトで目と耳の機能が付いています。基本は週一更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-14 17:33:20
52801文字
会話率:27%
村長の家にトウモロコシ等を盗みに入った下級モンスターが恐るべき番犬チワワに遭遇し、死闘を演じる話の第一段です。連載ですが、年内にサクッと完結目指してます。
最終更新:2015-12-31 10:49:54
39901文字
会話率:57%
地球で死んだ者の魂は『心世界・マナーリア』へと辿り着く。マナーリアへと辿り着いた『とある』一つの魂。その魂は『マナーリア』にて『小さな世界』を創造する『創世者』足る資格を持っていた。その一つの魂は『ロキ』と名づけられ、新たにマナーリアへと足
を踏み入れる。……という堅い説明を噛み砕いて説明すると、主人公が領地経営みたいな事をしながら旅をする、荒唐無稽・ファンタジー(笑)な娯楽活劇なのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-30 11:33:48
25029文字
会話率:23%