99勝0敗。結成から負け知らずの同盟に、忍びの影あり――。
戦闘訓練の一環として行われた模擬戦は、今や民草からの話題を集めるイベントの一つ。
しかし、この同盟を束ねる長・女エルフのシェーシャには大きな問題があった。
――マスターとしての器
量に欠ける
勢いだけの勝利に慣れ染まり。そしてそれが、メンバー全員に蔓延させてしまっている。
海を渡り大陸へとやってきた、異質の職業(クラス)忍者は、任務遂行のためならば手段を選ばない。
艱難辛苦を経て玉にすべく――重ね立てた指を、あろうことか100勝目を目前にした彼女の尻に、思い切り突き立てたのだった。
☆ 小説情報 ☆
(9/4)新章追加しました m(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-23 02:02:18
212540文字
会話率:37%
海を渡りやってきた異質の職業(クラス)・忍者――。
戦闘訓練の一環として行われる模擬戦。99連勝を数える敵なしの同盟に、忍びの影あり。
しかし誰もそのことを知らず、勝利に慣れきってしまっていた。
緩みきっている。
100連勝を前に、同盟
長・女魔道士(の尻)を見ながら忍者は思う。
盛り上がりに欠ける――指を立て、締めの大魔法を詠唱する彼女にぶっ込むのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-31 00:36:20
15073文字
会話率:39%