そこは、奇妙なカフェだった。
『4U カフェ*生き辛さ』
開店時間:午前中〜閉店時間:夜
『どなたもどうかお入りください。
決してご遠慮はありません。
ことに、生き辛いお方や差別偏見をお持ちのお方は、大歓迎いたします。
当店は問題の多
い料理店ですからどうかそこはご承知ください。
問題はずいぶん多いでしょうがどうか一々笑って下さい』
開店時間は店員が集まり次第、閉店時間は店員が疲れたら閉める、ゆるゆるな職場。
そのカフェに集まるのは様々な問題や生き辛さを抱えた人達。
バリバリ働くのに疲れたあなたへ。
生き辛さを抱えた君に贈る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-01 20:10:19
100587文字
会話率:42%
正式なサンタクロースになるための修行中の黄色いサンタクロースのお話。
黄色い帽子、黄色いマント、黄色いズボン、黄色いブーツ、これはサンタクロースの見習いの黄色いサンタクロースの姿です。まだトナカイのソリには乗せてもらえないので黄色い自転
車に乗っています。世界中に黄色いサンタクロースは、194人います。12月のクリスマスだけでなく1年中働いています。つまり本物のサンタクロースになるために『よいこと』をするのが、黄色いサンタクロースのお仕事です。
たとえば誰かが贈り物をもらったときに「ありがとう」という感謝の言葉と気持ちが自然とわいてくるように…。
または誰かにめいわくをかけたときに「ごめんなさい」とすなおに言えるように…。みんなが、やさしくてあたたかい心をなくさないように…。
そのために『よいこと』をします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-03 13:53:32
1831文字
会話率:49%