極貧貴族トルトゥーガ家に、一人の赤ちゃんが誕生した。その娘の名はベリル。
彼女は少しアホっぽい口調ながら生まれて間もなく言葉を話し、さらに摩訶不思議な魔法まで使いこなす問題幼児だった。
そう、ベリルは異世界転生した女子高生なのだ。
この物語は、のちに『小悪魔ベリル』の異名で畏怖される女児を授かったガンコ系親父が、ポンポン湧きでる娘の思いつきに振り回される苦労譚なのである。
※カクヨムにも投稿しています。
※無断転載禁止折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 12:02:44
625542文字
会話率:50%
時は17世紀。カリブ海に放り出された大海賊バリーの息子クリストファーは、絶対に海賊になるもんか、と天に叫ぶのだが、時代はクリスを巻き込んでいく。人の思いと憎悪、悔恨と裏切りが満ちる陰謀の宮廷小説(部分)。
最終更新:2009-01-01 00:35:33
6733文字
会話率:20%