勇者の仲間の一人である女性僧侶に恋した村人A。
不幸にも村ごと焼き払われ白骨屍になってしまった。
月日は流れ、廃墟の村にも春がやってきた。
屍の村人に花を手向ける老僧侶。
村人Aの骨に供養の心が魂の告白をするも玉砕。
初恋の相手は
俗物老僧侶になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 16:12:19
6576文字
会話率:40%
善良な市民にして末端労働者のタロウさんが妙な縁で購入するはめになった『デス・スメル』なる恐ろしくも管理激むずの魔術が発端の世界を救ったり警察に目を付けられたりする魔術バトルギャグコメディ!満を持して恥じを偲んで書き直しの風上シリーズ開幕!
最終更新:2024-05-26 09:36:26
1733文字
会話率:0%
女魔法使い『紅のハナ・マーゲドン』に片思いする愛犬タロウ視点の小さな物語。赤柴のタロウにはわからないことが多いけど、大好きなボスのハナ先生のことなら何でもお見通し。トキオリオン著作品「とにかく風上にもおけないヤツ」」および「またしても風上に
おけないヤツ」のヒロインを務めたハナ先生の日常を描くほのぼの作品開幕です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 16:00:00
7287文字
会話率:15%
紅時は前世の記憶を持つ廓の禿。
郭で出会う人々の日常を生きている。
少女である紅時は、前世である少年の紅コウの想い人の先生を待ち続けている。
【完結】倫敦《ロンドン》 時折《トキオリ》、春〜君を辿って〜 の外伝です。
最終更新:2023-10-15 19:00:00
32320文字
会話率:42%
時は、何時頃《イツゴロ》か、日本が西洋と合流した時代に、天都《てんと》と云う都会で、同居をしている伊藤 明継《いとう あきつぐ》と紅《こう》。
二人とも男性であり、明継・二十六歳、紅・十四歳。二人の年の差は、十二歳。
端から見ると何
の接点も無く、暮らしている様に見えるが、三年前から、明継の家に紅が住む様になった。
紅はこの部屋から一歩も出た事がなく、日々を明継との繋がりだけで生きてきた。
明継の勤めている宮廷で通訳として雇われ、梅ノ木の元で、紅とあってから、家庭教師として、任命され、急速に接近した後、一見華やかでも、宮廷の孤独さに同情して、紅を連れ出した。
(一話目から読まないと話の脈略が分かりません。読みづらいですが、順々に下に降りて頂けると、有難いです。読み方まで指示して申し訳ありません。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 00:48:01
361170文字
会話率:44%
時代はいつ頃か。明治時代の片田舎に住んでいる林 秋継と紅時夫妻は、奉公している婆と次男の終一と共に、慎ましやかにも暮らしていた。隣に住む伊藤継一の嫡男、啓之助と稲の品種改良をしている。ある日、玄関の引戸の前に桜ノ木が置かれていた。近隣ではま
だ、満開の桜はなく、秋継が燻かしがる。同時に、黒い子猫が家に入って来た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 22:19:37
19360文字
会話率:48%
男は光に飲み込まれ、消えた。
西暦二千二十年。
世界を襲う災害が発生。
後に人類はその災害を……異界誕生と呼んだ。
世界中に現れた異界は人類の敵を産んだ。異界から這い出す化け物。
伝承、御伽噺で語られる空想の存在。人とは異なる化け物が生
きて動き、人類に襲いかかってきた。
人類は武器を手に取り戦ったが、現代兵器は一切化け物には効果がなく、核すらも意味を持たなかった。
異界誕生から七日後、災害と化け物、人間の間に起こった紛争により世界人口は半数まで減ることになる。
このまま、終わると思ったその時、七日間を生き残った人間に不思議な力が宿る。
異界から流れ出る魔素が体内に宿り、不思議な力を得た人間が生まれる。
力を能力と呼び、人類は歓喜した。
戦えると。
化け物を殺せると。
人類の反撃がはじまった。
異界歴三百二十二年後、世界は動き出す。
一人の男の手によって。
男の名は時折志郎《トキオリシロウ》。
過去人の未能力探索者だ。
現在、攻略ができた異界は……
千三百五十三。
これは約束。
過去に戻ろうと探索者になった男の物語だ。
カクヨム様でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 22:30:46
70150文字
会話率:16%
「君は、鏡の中の自分に向かって敬語で喋りかけているような、そんな人間だね。全てが他人事。そう、自分でさえも」
九頭竜(くずりゅう)探偵事務所に所属する少女——『時織友(ときおりとも)』は、ある日、一人の幼い少女の護衛を引き受ける。
少女の名前は、『いろは』。詳しい事情も分からぬまま、友は彼女と一緒に生活することになるが——。
時を同じくして、巷では人間の凶悪化事件が巻き起こっていた。
二つの事件は、やがて裏社会を巻き込み、友は世界の闇を知る。
交わるのは、この世の絶対権力である三つの家系——『三界』。
【鴻上−コウガミ−】
【時織−トキオリ‐】
【身代−ミノシロ−】
そして三人の王にまつろうは、血で血を洗い、何よりも血で繋がる異能世界の住人達——七人の魔女をそれぞれ党首とする、混沌と暴力の埒外集団『七忌名(しちいな)』。
《研究》の≪下上-サカガミ-≫
《戦闘》の≪若紫-ワカムラ-≫
《技術》の≪空繰-カラクリ-≫
《暗殺》の≪糸色-イトシキ-≫
《天命》の≪七星-ナナホシ-≫
《商売》の≪孤子-ミナシゴ-≫
《観察》の≪神鳴-カミナキ-≫
少女が抱える秘密。全ての真実を知った時、友が選ぶ選択とは——?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-24 21:00:15
51025文字
会話率:28%