研究一筋で生きてきた大錬金術士のゼクセンは、世界の理の一端を覗く。
人の視点を踏み越えてしまった彼は孫やひ孫の枷になるのが嫌で冒険者として迷宮都市で余生を過ごし、いつの間にやらギルドの西門支部名物 「薬草じいさん」と呼ばれる様に
武力は無
いが魔術の基礎は完璧で、常識は無いが知識は極上。昔馴染みが揃うとやらかしちゃうのもご愛嬌。
そんなゼクセンの周りでは、権力関係者が送り込んだ護衛、隠密、密偵が採集仕事の露払い、詐欺師の排除に不良冒険者の退治と結構大変。
実は超VIPな大錬金術士の薬草じいさんと、その周りの人達のお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-02 17:13:05
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会話率:23%