『勇者になりたい!』
そう願う少年が手にしたのは、それとは正反対の剣だった――――。
神に封印されし『業火の剣』 それは絶対的な力を持ち主に与える代わりに、その人の心を喰らい尽くすと言われる剣。
その封印を普通の村人として生活していた少
年が解いたのだった。人と人との戦いを終えて、皇帝ゴルギオスが強大なバルクレイ帝国を築いた後、 今度は魔王軍と、さらなる利益を求める帝国軍との戦いが繰り返されていた。 帝国が生み出した『討伐者制度』により、魔物達が追いつめられていた時代。 かつてゴルギオスに敗れた国が反旗を翻そうとしていた時代。 そんな時代に、 強大な力を持つ業火の剣をめぐる物語が幕を開けたのだった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
注意
この話は主人公とヒロインとナレーターの視点変更があります。その際は*の記号で印をつけてあります。エブリスタで掲載している物をこちらにも掲載させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-22 11:57:41
12913文字
会話率:42%