メイドさんのことが好きでたまらない謎のチート触手生物が、メイドさんのような何かを作り出してしまうお話。
最終更新:2018-03-10 14:41:59
81458文字
会話率:6%
主人公、真月介斗はごく平凡な落ちこぼれ。運動もできず、勉強もできず、学校へも行かず自室に一人籠もって怠惰にゲームをする日々を送り、そんな自分に嫌気がさしても自殺をするだけの勇気もなく、遂には自分の生きる意味さえ見失った。
ある日、いつもの様
に部屋にこもってゲームをしていると、全統神を名乗る少女、ゼニアグラスから『英雄候補』として世界を救って欲しいと請われる。生きることがどういう事か知りたくないかと、問いかけられ、異世界『ファンルシオン』へ行くことを決意。
レベル、ステータス、魔法。密かに憧れていたファンタジーの世界に、胸を躍らせる介斗だったが、そこでもやはり『無能』としての烙印を押されてしまう。
自棄になり、街を出て、迷い込んだ森の中、追い立てられて、いきなり生死の瀬戸際に立たされる介斗。そんな彼の窮地を救ったのは、一匹の不思議な触手だった。
「触手って、可愛いと思うんですよね」(by作者)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-22 03:51:13
381656文字
会話率:56%