時は、民草が疲弊し絶えず殺し合い激動の戦国時代。
山奥の小さな村に住む白髪赤眼という異様な容貌を持つ女傑、辰巳神千火(たつみがみ ちか)は、その特異な風貌と人ならざる怪力を持っているがゆえに化け物呼ばわりされ、遂には討伐軍を派遣されることに
なる。
妖(あやかし)とも形容される風貌を持っていても尚慕ってくれる村人たちも化け物扱いされぬように、自分をここまで育ててくれた村を守るべく、千火は村人たちの反対を押し切り邪見に振るってまで単騎で討伐軍と対峙するが……。
これは、そんな怪物と呼ばれた女傑が異世界へと転生し、王を人間という下等種族に殺され怒り狂った竜族と、それに抗いむしろ滅ぼさんと戦い続ける人間との間に、平和の架け橋を掛けんと戦禍に身を投じる物語である。
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また、非常に一章一章の文が長いですので、読みにくいかもしれませんが、ご理解の方よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-12 15:11:18
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会話率:38%