「何もない世界」に生きるしがない市役所職員の多田乃梵迅(ただのぼんじん)はパワハラ上司に責められ、同僚や女性からバカにされ、後輩からも舐められる毎日を送っている。しかしそんな彼には神によって命を受けた異世界転生討伐代行者(チートバスター)と
いうもう一つの顔があった……!
何もない世界にやってきては暴虐や無双の限りを尽くす異世界転生者(チート)を相手に今日も多田乃は戦い続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-20 09:43:40
63634文字
会話率:58%
時は2039年。人は完全にゲームの中に入れるようになった。
2021年にはVRが進歩した。そのことにより2022年には世界初のVRMMORPGが発明され、その翌年2023年には一般に売り出された。
次々とアップデートされていくうちに、プ
レイヤーたちはこう思い始めた。
ゲームの中に、入りたい。
こう思う人はVRMMORPGが発明される前から少なからずいた。だがゲームの中に完全に入る一歩手前まで来たことにより、人々はより深くそう願うようになった。
そして2027年。人々の願いは大体かなった。
ゲームの中に入る技術は完成した。しかしゲームの中に入れるのは決められた人だけとなった。それは厳しい訓練を超えた者だ。そして彼らはゲームの中に入るという特権を得る代わりにゲーム会社で働かなくてはならない。
仕事はゲーム内で特殊武器「オーソリティースティーラー」を駆使してチーターやウイルスを倒したり、バグを修正することだ。「オーソリティースティーラー」で倒されることによって、チーターは二度と同じアカウントでそのゲームをプレイできなくなってしまう。
主な仕事はチーター退治なので、この職に就く人は「チートバスター」と呼ばれている。
「チートバスター」は一つ一つのゲームに何人か配置されている。企業によっては一つの企業全体で何人か配置しているところもある。
残念ながら「チートバスター」に選ばれなかった人は、今まで通りVR機器を使用してゲームを楽しむしかない。
これは、「チートバスター」である主人公の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-12 18:56:37
114555文字
会話率:56%
VRMMOが流行り、世界中で盛んにプレイされていた。その中、開発者はゲーム内でチート行為をするプレイヤーに悩まされていた。それを解決するために主人公のユウヤはGMに仕事を任されていた。その仕事はチートプレイヤーの駆除。パートナーのライカと一
緒にチートプレイヤーと戦っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-21 23:23:47
4691文字
会話率:45%