元資産家の一人娘だった神無月 英(あずさ)。今は、親戚とは疎遠な一人暮らしの企業研究員・31歳だ。
ある日、聖女召喚に巻き込まれて異世界へ。人間不信と警戒心から、さっさとその場から逃走。実は、彼女も聖女だった!なんてことはなく、称号の部分
に記されていたのはこの世界では異端の『森羅万象の魔女(チート)』ついでに若返ってるし!――なんて、よくある異世界巻き込まれ奇譚。
アルファポリスで連載中の作品を、あちこち改正しながらの掲載です。
初めて書いてみた異世界転移小説なので、拙い部分はお見逃しください。
注意:魔王も悪役令嬢もダンジョンも冒険者ギルド登録も出てきません!その上、60話くらいまで戦闘シーンはほとんどありません!
*R15指定は、戦闘・暴力シーン有ゆえの保険に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-25 21:00:00
229972文字
会話率:35%
ハムスターが好きすぎる少年、石野 優は一番可愛がっていたハムスターが亡くなり、最後に一緒に寝てあげようと抱きしめたまま布団に入る。
目を覚ますと見知らぬ平原で、戸惑っていた優は上着の胸ポケットが動いたのを感じた。
何かと思いポケットに手を入
れると指に走る痛み、驚いて引っ張ってみるとハムスターが指を両手でがっしり掴み、人差し指の第一関節をガジガジしている。
「僕にはわかる、この噛み方、この重さ、そして両手に乗せると後ずさりして、下に落ちようとするのは一番大切にしていたハムスター<ばにらちゃん>だ。」
この子の餌を手に入れなければ…!
何よりもハムスターを大切にする少年は死んだはずのハムスターと共に異世界で生きていきます。
※最初主人公は地球で生活していた時の身体能力しかもっていません。
ハムスターへの愛で強くなっていきます。
でもそんなハムスターは主人公より強いです。チートです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 12:00:00
9531文字
会話率:14%