勇者の従卒を選ぶ村に生まれたロイド。
彼は勇者を導く役目を申しつけられるが、「ニホン」という国からやってきた勇者は役立たずであった。
ロイドはなんとか勇者を鍛え、魔王城へ向かうが、勇者は肝心なときに倒れ、役に立たない。
仕方がないので
ロイドは「勇者」しか装備できない「聖剣」を握りしめる。
そこで仲間たちは初めて知る。
パーティーでも目立たなかったロイドが、このパーティを支えていたことを。
真の勇者といえるのは彼だったことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-16 15:07:43
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会話率:18%