「私は未来から来たあなたたちの娘です。」
第二王女殿下付きの侍女ミュリエルは、突然お城に現れた少女にそう告げられる。
父親は第一王女殿下の護衛であるガイウス隊長であるという。
会えば軽い会話をする程度の仲のガイウス隊長と、将来結婚して子
供を生むことが想像できない。
そんな疑いの目を持つミュリエルに、ガイウス隊長は少女を見て言う。
「一生のお願いだ、俺の子供を産んでくれ!」
果たしてミュリエルの返事は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 22:41:00
6989文字
会話率:43%