底辺貴族と呼ばれる身分のセレニカは、アカデミーで王太子と出会い、親しくなった。
しかし面白く思わない者に呼び出され、小言を並べられる日々に心は疲弊する。
彼には婚約者がいるのだ、育んでいるのは友情とはいえ見咎められるのも当然だろう。
離
れようとする彼女に、彼は言った。
「セレニカを愛している」
婚約は破棄するからと真摯に告げられ、身分違いの二人は恋仲となる。
だというのに、彼は卒業の場で宣言するのだ。
婚約者と結婚する、と――。
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前中後編の三話完結です。他サイトでも投稿。
恋愛要素は最初だけかもしれません…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 17:00:00
10576文字
会話率:22%
一家は二人目の誕生により、さらに幸せが訪れるはずだった。
薬では治らない障害を抱えた子供を育てることについて、きれいごとを並べている世の中に嫌気がさしている母親。
幸せとはなにか。不幸とはなにか。
誰にも起こりうる、実際のお話です。
命の選
択について、考えるきっかけになればと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-09 23:56:22
1803文字
会話率:4%