のんびり砂漠をパトロールしてたミリアのチームは、急な救援要請を受ける。
なんだかおかしな内容だったけど、向かってみればなんだか、想像してたのと様子が違っていて、辺境の村は牧歌的だった。
村長たちは快く迎えてくれるし、でもなんだかおかしいし。
ミリア達はその村、ブルーレイクで様子を見ることにした。
そう、ミリアとケイジとガイとリースは、のんびり有給休暇になるかもしれないと、淡い期待も抱いていたことは秘密だった。
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・セハザno1の『no1』の部分は時系列での順番を表してます。(例:no1、no2...)
セハザに世界観の繋がりはありますが、話は独立していて、どの数字から読んでも大丈夫です。
・この作品は「アルファポリス」、「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-01 14:00:00
134223文字
会話率:41%
ドアを開けて覗いた。
外は静かで、もう皆学校に行ってて、誰もいなくて。
私は外をちょっと覗いて、あっちの方もこっちの方も見て。
遠くの廊下の先では太陽の白い光が床に差し込んでるのが見えた。
私は。
私は・・・。
少しの間、静かな廊下の周りを
見ていて。
それから、やっぱり、頭を引っ込めて。
部屋の扉をゆっくり閉めた。
《『あの子』と少女は少しずつ、少しずつ、変わって・・・いく?》
《取り巻く世界も変わって・・・いく?》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 12:00:00
494165文字
会話率:25%