主人公、玲は高校1年生から2年生に進級する際に、学校内でも優れた容姿を持つ同級生、梨華に告白され付き合うこととなった。
いつものように玲の教室で梨華の作った弁当を食べようとすると、意識が遠のいていき、目が覚めた時には異世界にいた。
そこ
に待っていた玲の人生の分岐点。
召喚されたのはその時教室にいた玲の親友の仁などクラスメイト達と梨華。
スキル制の異世界で玲に与えられたスキルは〈収納魔法〉。
他は剣士や魔法使いなど戦闘職。
サポートスキルを唯一持つ玲は一緒に召喚されたクラスメイト達に馬鹿にされ、傷心する。
そんな中、梨華や仁が玲に取った行動とは。
また、この世界のスキルの常識を知らない愚者たちはどうなるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 00:11:41
1626文字
会話率:57%
―ある一人の男は言った。
『未知を求めるには遅く、満ち足りるには早すぎた。』
現代には珍しい世界を旅する男は、文字通り、世界の全てを見て回った。
生まれの祖国である日本を最初に、有名な国から世界の端と言って良い辺境の果てまで。
一緒に
旅した仲間に見守られながら、生を終えるその瞬間にそう言葉を残した。
―そして、その言葉を聞いたある神は男に提案した。
『ならば、今だ謎多き幻想生きる世界を望むか?』
―無論、答え何ぞ最初から決まっている。
『望む……いや、願う。私を、俺をその世界で生きさせてくれ!』
神は微笑みながら、男を己が創みし世界に転生させた。
神、魔物、神獣、精霊、亜人、魔法。
地球から消失した幻想神秘がある異世界で、男は未知を求めて道を歩む。―全ては己が心を満たす為に。
未知の為なら例え神の中魔物の中!愉快に豪快に繊細に!
「おお!これぞ未知の道!フぅぅーーッ、最高だぁぁ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 11:57:24
9504文字
会話率:19%