『僕』は仕事を辞め、なけなしの金でギターを買った。
音楽に身を沈めるのと共に、音以外のもので空腹とねぐらを確保しなければならない『僕』が手にしたのは、突如送られてきた銃だった――。
銃を手にした『僕』は、友人の指示の元に動く。その危う
い生活も、しばらくは上手くいっていた。しかし貧乏探偵と接点を持ったことがきっかけで、『僕』の運命は揺らいでいく――
プロローグは一人称、本編は三人称での表現となります。どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-16 00:48:13
6887文字
会話率:55%