一年前、高校生の蓮寺十一(はすでらいれぶん
)と、親友の覚王(かくおう)ソラはクルーザーでフェリーと衝突事故を起こす。
現在、PTSDを患い、左手小指を失ったイレブンは、少年刑務所から出所したばかりのソラとフェリーあおいとりに乗り込むこ
とになる。
あおいとりには、イレブンを担当する臨床心理士の消炭(けしずみ)先生のほか、衝突事故でソラを訴えた海運会社の女社長とその娘も乗っていた。
乗客五百人が突然消え、あおいとりは停電し遭難してしまう。
残ったのは、わずか六人。殺人鬼も現れて……。
幽霊船ホラー。
第10回ジャンプホラー小説大賞最終候補作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 23:32:39
98503文字
会話率:54%
舞台は平穏さが取り柄の田舎町・弥汰市。凶悪犯罪と無縁なこの町で、ある日、ひとりの高校生が殺された。被害者の名前は《黒須玲士》――今年、二年生になったばかりの十六歳。
彼の死を発端に、弥汰市では次々に不可解な現象が巻き起こる。蘇る死者、勢
力を強めるカルト教団、事件の影に暗躍する《悪魔》の存在……事態が混迷を極める中、わけもわからず復活してしまったらしい黒須は、仲間たちとともに事件の真相を追うことになる。
(――初投稿です。元は『ジャンプホラー小説大賞』に応募した作品ですが、設定からキャラから、あれこれ手直しして載せていく予定です。全体の雰囲気としては、洋画系B級スラッシャー風味を目指しています。よろしくお願いいたします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-07 00:29:09
19660文字
会話率:22%