動物と私の触れ合いについて
最終更新:2021-09-26 05:47:49
219文字
会話率:0%
一八八二年、カナダのマニトバ州ウィニペグで、街を恐怖に陥れた殺戮者と化した一人の人狼が殺された。
その人狼は女性であったが、数奇な運命のもとに人間の少女と深い絆で結ばれており、それに伴うかのように人の子供を決して襲うことをしないという
独自の騎士道の持ち主であった。
人狼と人間の少女の絆を描いた、シートン動物記「ウィニペグの狼」が元ネタの百合作品です。
※この作品は「ノベルアッププラス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-09 21:02:59
7454文字
会話率:16%
太陽の女神ラ・ソールが春の丘を歩いていると、とても美しい娘と出会った。
彼女はスノーローバと名乗り、雪の女王の娘であると言う。
ラ・ソールはたちまち彼女の美しさの虜となり求婚するが、雪の一族が太陽の女神と結ばれると死んでしまうとい
う言い伝えからこれを拒む。
しかし、朝だけなら会うことができることも話し、二人は愛を深めあっていく。
やがて、二人は言い伝えを無視してキスを交わすが――。
シートン動物記「雪の子”青目”―ユキワリソウの物語―」を百合改変した純愛悲恋です。
※この作品は「ノベルアッププラス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-26 13:00:00
1767文字
会話率:36%
19世紀末のアメリカ・ニューメキシコ州の、荒涼としたカランポー地方で家畜を食い荒らし回る2人組の人狼、「ロボ」と「ブランカ」。2人は女同士のつがいであった。
ロボたちの被害からカランポーの牧場を救うため呼ばれた博物学者の女性「アーネス
ト」は、あらゆる罠を回避する狡猾なロボを狩るため、うかつな行動を見せるブランカに狙いを定める。
果たしてブランカは捕らえられ、ひとり残されたロボは――。
シートン動物記「狼王ロボ」をモチーフとした百合作品をお楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-11 21:01:30
3836文字
会話率:14%
高校時代の恋人の訃報が届いた。
施設育ちの、混血の少女。
いつも一緒に本を読み、一回だけキスをした。
差別主義の母親に屈服した苦い青春。
片田舎の彼女の葬儀で、主人公は彼女からの意外な手紙を目にすることになる。
二十何年の時を経て、初恋と向
き合うものがたり。
連載中の小説「酔 迷 宮」(とその前の「墨といちじく」)のスピンオフになっています。どちらも知らなくても読み切りとして成立する独立したつくりにしてありますので、どうぞ初めてのかたもお入りください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-01 11:47:55
19086文字
会話率:35%