【恋に破れ、仕事も失ったザンネン女子・星歌の初めてのキスの相手は意地悪な義弟で──。これって事故だよね?それとも……?】
恋に破れ、仕事も失い、住んでたアパートは事故物件。
もはや異世界転生を願うしかないザンネン女子・星歌(せいか)。
物語は「はじめてのキッスは異世界のカンペキ王子様とするって決めてるんだ」──星歌のそんな一言から始まるのである。
ちょっとズレてるハイパー女子が繰り広げる日常系ラブコメです。
それは、彼女にとって最悪な1日に起こった出来事だった。
告白したイケメン先生には鼻で笑われ、ようやくついた学校職員の仕事はあっさりクビに(←いや、自分から辞めたんだ!?)。
もはや、この世界に希望はない。
異世界に行けば…異世界にさえ行けば、イケメン王子にモテまくりつつ、お金にも困らない理想的な日々が待っているに違いない。
「なぜなら、それが乙女にとっての異世界転生のセオリーだからっ!」
24歳にもなって中二病をこじらせた彼女を見守るのは、義弟の行人(ゆきと)。
ちょっと優しくて、ちょっとイジワル。
ふたりを繋ぐ大切な星飾りの物語──星歌と行人の、幼かったあの日の出来事。
異世界へは行けないけれど、きっと世界は優しいよ。
ねぇ、星歌。はじめてのキスの相手は誰だった?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 21:50:00
55386文字
会話率:31%
強い奴は方術が使えて当たり前。そんな格差社会で方術が使えないサダーシュは落ちこぼれだった。
愛用の剣ならば魔獣を一人で倒せる実力を持っているが悲しいかな、それだけでは評価されない現実。
そんなサダーシュのささやかな望みは安定収入が得られる騎
士になること!
左ウチワな生活のため、サダーシュは優秀な卒業生を騎士として採用する王立学院に入学する。
※第一章終了までは毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-09 20:10:49
159933文字
会話率:38%