ある日、王太子ディートヘルムは言った「私は、真なる愛に目覚めた。悪いが、お前との婚約は破棄し、私は聖女サクラと結婚する!!」と。
未来の王妃となるはずだったレオノーレは、呆然とする。そんな彼女に、王太子の双子の弟ディートハルトは囁いた。「王
太子、殺す?」と。
レオノーレは聖女の侍女をしつつ、王太子暗殺計画を立てる物騒王子の行動を阻止する。
平穏に暮らせるのならば、多くのものは望まない。そう思っていたのに、とんでもない事件に巻き込まれてしまい……!?
クールなご令嬢とヤンデレ王子の、両片思い殺伐恋物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-27 00:00:00
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会話率:41%