これはまだ、僕がサンタクロースからプレゼントを貰える歳だった頃の思い出――。
僕の家には毎年サンタクロースからメールがくる。昔は手紙だったのが、最近はメールになったのだと父が教えてくれた。
僕と父は毎年サンタクロースについて討論する。
サンタクロースはどのようにして、クリスマスイブの一日の間に、たった一人で世界中の子供たちにプレゼントを配ることができるのか。
――心温まるクリスマス掌編。
小説投稿サイト「星空文庫」にて別名義で転載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-16 23:02:55
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