これは、「破滅の王女と呼ばれたヘイゼル」シリーズの最新作です。
番外編も入れると16万文字を超えるので、遡って読まなくていいように、あらすじです。
昔々、あるところに、諸般の事情で棄てられた王女さまがいました。
王女さまの名をヘイゼルと言
い、その乳母やが今回の主人公であるガーヤです。
いざとなればムチをとって戦うガーヤは、長年王女と共に乳母として暮らしてきましたが、いろいろあってヘイゼル王女は砂漠の精鋭を束ねる頭領であるアスランと恋に落ち、国を出て一緒に暮らし始めます。
面白くないのはヘイゼルを棄てたはずの父王です。
そこで乳母であったガーヤに責任を取らせ処刑することにしました。
そうすれば、ヘイゼルがあわてて戻ってくるのではないかと見込んでのことです。
処刑の朝、ヘイゼルはその場に駆けつけてガーヤを鮮やかに取り戻します。
この物語は、その場面の直後から始まります──。
【全4回・完結済】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 15:00:00
21340文字
会話率:35%