この春から高校2年生に進級した「私」、本田智紗は幼い頃からいつも見る不思議な夢と、足にある不思議な形の痣の疼きとに悩まされていた。
そんな日の放課後、桜の香りを追いかけて、とある神社の奥の森へ足を踏み入れていく。
そこで出会った、桜の使いを
名乗る、奇妙な男性から突然、夫婦になることを迫られ混乱する。
また、薔薇の使いを名乗る、不思議な男性に同様に迫られる…。
「私」は一体どうなってしまうの?
自身の生い立ちに隠された秘密を暴いて、なすべき使命を見出す。
「私」の生きる道は果たして…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-11 23:46:39
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会話率:13%