時代劇を撮りたい映画監督と、ポリコレに細かい脚本家が話し合うという落語。
最終更新:2024-02-08 08:00:00
1583文字
会話率:95%
近未来の日本。政治家の私欲、マスコミの堕落の末、外国人参政権推進法が施行されてしまう。この法律が施行されてからわずか3年で、ネオヴァリア出身のアレクサンダー・ノヴァキが首相に就任し、日本は徐々にその主権を失い始める。経済は衰退し、日本人の生
活は困窮に陥る。政府はポリティカルコレクトネスを掲げ、言論の自由を抑圧し、約2700年続いた皇室も解体され、日本のアイデンティティは危機に瀕する。
この危機に立ち向かうのは、元自衛官の佐藤健二、元IT企業プログラマーの山本隆、ジャーナリストの田中美咲の3人。彼らは日本の主権を取り戻すため、抵抗運動を秘密裏に組織する。山本は技術力を駆使して情報戦を展開し、田中は真実を伝える報道活動を続ける。佐藤は組織的な抵抗の構築を目指す。
物語は、日本が平和で豊かだった時代と明治維新、第二次世界大戦後の復興期を振り返りながら進む。主人公たちは、過去の教訓から力を得て、ネオヴァリアの影響から日本を取り戻す方法を模索する。彼らは自滅した日本を取り戻すことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 22:30:50
7225文字
会話率:55%
2020年、アメリカ合衆国マンハッタン。
裕福な上流階級として生まれた白人のゴードン・ホワイトは、度重なるBⅬⅯ運動に辟易としていた。黒人が差別されるのは、黒人たちが野蛮だからだ。そう考えていた彼は、ポリティカルコレクトネスによって徐
々に崩壊していく古き良きアメリカの現状を憂いていた。
そんなある日、家に押し入った強盗に襲われ、短い生涯に幕を閉じたゴードン。しかし彼の意識だけは再びこの世に舞い戻る。
彼が目覚めたのは西暦1860年―――
そこはゴードンの思い描いていた古き良きアメリカ合衆国そのもの。彼は黒人の肉体を受肉していたが、その黒人となったゴードンの目に映ったのは、同じ人間である筈の黒人たちが、奴隷にされている狂った世界だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 00:05:07
11281文字
会話率:26%
2120年 東京
全てがAIにより最適化される時代
荒削りで本物のロックを追求する大学生 羽山カナタ
カナタの衝動的な音楽に惹かれ集まるメンバー
包容力のある年長者 ドラムのイーサン
ボーイッシュで好奇心旺盛な
VJ ミーア
引っ込み思案だけど女心の分かる ベース テオ
理論派でカナタと真逆の性格の ギター トビアス
そしてクラシックギターを弾くミステリアスな女学生 シオン
そうして結成したバンド”空気ノイズ”は 周囲の人間を巻き込みながら次第に大きなステージへと躍り出る
「気づけば皆汗だくになって、踊り、歌い、演奏していた〜〜全てがデタラメで毎秒が新鮮だった」
しかし バンド内恋愛や3角、4角関係で緊張が走る人間模様
「もう二度と人を巻き込んで音楽をやるな」
多様性の先
彼らを待ち受ける結末とは
ポリティカル・コレクトネスの先にある未来を描いた青春群像劇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 00:00:00
117662文字
会話率:52%
トロープ(trope)とは何か? 日本語で解説しているサイトがない!? なら私が解説しなくては……。その使命感の下書いた創作論。
最終更新:2020-09-28 18:24:03
4315文字
会話率:1%
昔昔、ある所に……どこだろう。わからないけど、どこかに、ポリティカル・コレクトネスな世界があったらしい。これは過去の話。いや、若しかすると今もあるのかもしれない。ひょっとすれば未来の話かもしれない。とにかくポリティカル・コレクトネスな、平和
な世界があった。ある。あるだろう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 21:00:00
14953文字
会話率:25%
ポリコレって本当に厄介ですね。
最終更新:2019-12-31 13:09:38
1802文字
会話率:58%
3百年に一度の天体ショーを5人で見ると願いが叶う。そんな他愛の無い噂を聞き黒葛原(つづはら)大輔は誘われるままに4人の友人達と共に星のよく見える箱入山に向かった。金環日食当日。それぞれの悩みを抱えた5人の高校生の願いは新たな能力の発言とい
う形で彼らを襲う。
一方、時の政府は常時平定法という法案を可決させようとしていた。他者と違う者を罰するという法案が試験的に新宿区内の未成年者を対象に施行され区内はパニックに陥る。
あの日僕らは、
空が涙をこぼすのを見た。
・著者はゲイです。ゲイが主人公のSFファンタジーになりますが、タイトル通りの作品であり、露骨なBLを意図したものではありません。
PIXIVにて同じ作品を投稿しております。
➡http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5320187#chapter_36_0折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-16 11:44:17
3975文字
会話率:23%
____“impractical country”
すなわち“非現実の国”。この国の別名である。この国が“インプラティカル”と呼ばれるようになったのは最近のことだ。
辺りを見回してみると、あるものは綺麗な自然。沢山の緑だった。町には花
が咲き、牧場には牛や馬などがいる。国名とは似つかない、のどかな国だった。別に他の国と変わったところはない。
ならば、なぜこの国だけ“インプラティカル”と呼ばれるのだろうか。その理由はたった1つ。
この国だけに“異能力”を使う者が現れたからだ。
その者たちは何もない空間から発火させたり、隠して見えなくしている物を当てたりすることができた。この能力を使えるのは子供だけ。このことは科学でも物理でも証明することができなかった。だから人々はこの国にいる異能力を使う子供達を“ディザースター”と呼び、気味悪がった。昨日まで優しくしてくれたママもパパも先生も××ちゃんも、今日になると離れていってしまった。
国は軍隊やら戦車を使って、ディザースターを滅失した。今まで愛してきた子供達を殺す。国はどんな気持ちだったのだろうか。無論、ディザースターを殺すことに批判する人々もいた。しかし、やめなかった。やめることができなかった。ディザースターがこの国に存在することによって、この国自体が“インプラティカル”と呼ばれ、馬鹿にされ、虐げられるのだから。そして、多くのディザースターが殺された。
____はずだった。
殺されたはずの、心臓を撃ち抜かれたはずの子供達は立っていた。ボロボロになりながら。口から血を吐き出して。ディザースターは、異能力を持ってしまった子供達は哀れなことに、決して死ぬことのできない不死の力も手にいれてしまったのだ。人々は恐れた。
ならば、この国は永遠と“インプラティカル”なのか。元の国名を忘れられ、永遠と誰かがつけた悪口を国名としなければいけないのか。国は血迷ったのか、ディザースターを捕まえ、死ぬまで重労働させたり、暗殺兵器として使った。それは正に奴隷そのものだった。
そのことを止めるために立ち上がった1人の青年がいた。彼はまだ国に捕らえられていないディザースターを集め、ある組織を造った。その名は“ポリティカルコレクトネス”。略して“ネス”。ネスの仕事。それは奴隷と同様に使わされているディザースターを助けること。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-01 19:32:06
37696文字
会話率:28%