何十回、何百回と続けられた時間の中で、クリスティーナの未来は変わらない。たった一つだけ、変わらない。クリスティーナは愛されない。
ずっとずっと、一目惚れをしたあの時から、たった1人に、恋をしたあの瞬間から願っていることなのに。
━━━ノアは
、クリスティーナにとってただ唯一の人なのだ。
しかし、クリスティーナは学園で2人の令嬢と出会い、彼女の未来は変わっていく。
とある会社のサポート終了後の、乙女ゲームのキャラとして生まれたクリスティーナの恋物語。
※1/17完結の目処が立ったのであらすじの内容の変更、キーワード追加しました。
※完結したので、感想受付再開しました。
しかし、以前の活動報告で書いたように、この作品での感想へのお返事は致しかねますのでご了承くださいますよう、お願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-21 16:00:00
162207文字
会話率:33%
数年前に発売されたアダルトゲーム――超能力疾患。
アニメ化などのメディアミックスがなされており、いまなお人気が高い作品だ。
だが、そんな看板作品があったにも関わらず、不景気のあおりを受けてゲーム会社は倒産してしまった。
そして『超能
力疾患』のキャラの版権も売りに出され、九登町が買い取ることとなる。
九登――実はその田舎町こそが、ゲームのモデルとなった場所だった。
現在では、萌えと町おこしを融合させた『萌えおこし』の一環で、ゲームのキャラクターと結婚ができるようになっている。
高校三年生の春、後藤茂は中学時代まで住んでいた九登に戻ってきた。
目的はただ一つ、ゲームキャラの神楽木鞘香と結婚するためだった。だが、彼は九登に住んでいたころ、ある伝説を残しており……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-30 00:49:10
21850文字
会話率:38%