ゲマインシャフトという言葉に中二的な何かを感じたので
最終更新:2020-08-02 16:03:22
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ネットワークの歪は、世界に大混乱をもたらした。
漏洩、改ざん、ハッキング等。
各国首脳が対策に乗り出す中、『サイバー・コンキスタドール』と名乗る存在から声明が――
「すべての解は、『サイバー・ゲマインシャフト』にある」
程なく、『サ
イバー・ゲマインシャフト』は発見された。
しかし――。分かったことは、二つのみ。
『サイバー・コンキスタドール』が人智を超えた天才であること。
そして、各国国家機関の調査団には、全く手に負えないこと。
「冒険」は市民の手に渡り、日常化した。
人々は、労働・家事・学業が終わると冒険に繰り出す。
そこは、全てが謎に包まれた電脳空間に存在する、異世界。
地球の表面積の数十倍もの面積を持つと推定される広大さ。
その世界は、自然豊かで、或いは街が栄え、はたまた凶悪なモンスターが生息し、そして魔法やスキルを行使出来る。
その世界<サイバー・ゲマインシャフト>は、多くの人々による調査の甲斐無く、未だ全てが謎に包まれていた。
一人の青年が、『扉』を発見するまでは――。
これは、現代において、冒険が日常化した世界を描いた、ファンタジーラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-23 12:00:00
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会話率:45%