前触れも、記憶すらなかった。
気付けば白い空間に5人がいた。それは『ダンジョンマスター候補』。彼等をこの空間に呼び出したと言う混沌の神は、困惑する『ダンジョンマスター候補』達をおいて説明を始めようとする。
誰もが状況を理解できていない中一人
が叫び、反抗する。が、混沌の神は叫びをあげた一人を処分すると、話を続けた。
そんな中で他のダンジョンマスターと共に怯えていた『ダンジョンマスター候補』の一人、後のスタピラーは特殊なスキルを持っていたことから混沌の神に気に入られてしまう。
その後彼はメイトを初めとする様々なモンスターやダンジョンマスター仲間を作り、DPを手にいれ、人間に拒絶され、傷つきながらも力をつけていく。
スタピラーの正体とは何なのか。ダンジョンとはなにか。
スタピラーはたまにそんな疑問を抱きつつ気ままにダンジョンを作っていく。最強のダンジョンを目指して。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 09:22:33
103929文字
会話率:46%
第二次大陸戦争が一時停戦を迎えてから10年。
仮初の平和が続く中、各国は狂暴化するモンスター、そして近いうちに再開されるであろう大陸戦争に備えて、軍事力の増強に力を注いでいた。
そのような中で、トリカ国にある獅子鐘魔法学院の第五回生とし
て入学した関津 悠兎(かんつ ゆうと)。
今まで普通の生活を送ってきた悠兎の人生は、学年一位を名乗る一人の女性との出会いをきっかけにゆっくりと変化し、隠されていた己の真実へ一歩ずつ近づいていく。
そして悠兎の学校生活の裏では、たった数人の欲望の為に、トリカ国全体が脅かされようとしていた。
戦争再開と、権力者の欲望。
2つの事態は息を潜めながらも着実に進行していく。
訪れた平穏は、迫る危機を暈す為のものでしかないのか。
それとも人は、いつしか真の平和を創り上げる事が出来るのか。
エブリスタでも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-02 18:00:00
27468文字
会話率:29%