螺旋の時人(らせんのときびと)…世界を滅ぼす対象と運命を共にし、世界が滅ぶことのない未来に向かうため何度も同じ時間を繰り返し続けている存在。
彼、『以龍 渚(いりゅう なぎさ)』は、螺旋の時人である。
そして、この物語は螺旋の時人
である以龍が、その滅びの対象である『血の色の堕天使』の呪縛から、『イリア』という少女を救い出すために何度も同じ時間を繰り返し、その答えを見つけるための冒険談である。
[新章アドベントについて]
新章は本編第四話で少しだけ語られた、以龍の捨てた記憶の中にあった、別世界(if)の冒険談となっています。
(新章とはなっていますが、本編の後日談ではないので注意してください)
また、物語の性質上、新章には本編に酷似したシーンや本編と共通したシーンが存在しております。
[新章は、本編を読んでいなくてもお楽しみいただけるよう書かれていますが、本編を読み終えた後にお読みいただくと、より一層お楽しみいただけると思います。]
・本編、全十七話。
・新章「アドベント」、全十五話
(一話は約8000文字、十五分程度で読めるボリュームになっています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-04 19:05:31
230770文字
会話率:55%