早朝の公園で、わたしは呆然としていた。スケートボードって、こんなに難しいもの?!
妹に借りてきたスケートボードに全く乗れず、無様に支柱につかまっていたわたしに声を掛けてきたのは、高校のクラスメート、新井だった。
「あ、やっぱり。家島じゃん。
返事ぐらいしろよ」
「――――――!」
よりにもよって、こんな瞬間を見つかるなんて――!
ふわっとライトな青春ラブストーリー。
全五話構成、総文字数は12000字程度です。一日一話ずつ公開予定。表示される文字数には予約投稿を含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 11:18:24
13359文字
会話率:40%