ガラスのように砕けていった君が残したカケラで小さな女の子を作ったよ
ガラスの花の髪飾りと君の好きだった白と黄色のワンピースを着せたんだ
気に入ってくれたらいいな。
♦︎♢♦︎♢
ある時、ガラス細工屋「sionn」に一人の女の子が
来店した。
彼女は時々奇妙な言葉を口にする。
彼女とは一体何者なのか…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 13:13:45
849文字
会話率:38%
その王国の午後は、人外にして、一糸まとわぬ素はだかの美少女が残酷に支配する。
——絹織りのように無垢でたおやかで、硝子ガラスの花挿しのごとく手折れそうに儚げな白身をさらす少女を衝きたおし、どれほどの勇者ならば雄々しく剛剣をふりかざし討つ
ことができるだろう。
聖油にぬれた大理石のようになまめかしくも清い肌が秘所で淫靡にひだつくり、わずか覗かす肉の朱すら誇らんと胸を反らし立つ少女と真向かい、どれほどの高僧ならば目を覆わず調伏の呪詛をうたい上げることができるだろう。
——その美はまさしく天より授けられた王権であり、ひとしく臣民にとって午後王は受肉した神意であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 23:56:31
5989文字
会話率:0%
散文です。思い付くまま書きました。
最終更新:2018-09-03 22:11:51
653文字
会話率:0%
花瓶を買った。ただの青いガラスの花瓶。
最終更新:2018-02-04 20:49:01
596文字
会話率:0%
双子の仲良し兄弟、濃碧(こあを)と淡紅(とき)。
ある冬の日、お母さんに贈る花を探そうと、二人は森へ。どちらが先に見つけるか、さあ、競争です。
途中、迷子の子犬を助けた濃碧の前に「神様」が現れ、ご褒美をくれますが――。
芥川龍之介の
「蜘蛛の糸」をベースにした(?)童話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-25 18:37:30
5040文字
会話率:44%