——氷は、全てを知っている。あの日私が逃げた理由も。
これは、“氷を読む少女”と無名の高校・北嵐山カーリング部の仲間たちの、静かで美しい、雪色の青春譚。
北海道・旭川。冬の朝、リンクに響いた音が、少女を呼び戻した。
氷見しずく。幼い頃から
ジュニアカーリング選手として名を馳せ、かつて「氷と会話する妖精」とまで言われた、“消えた天才”。
もう二度とリンクには戻らないと決めたはずだった。でも、なぜか氷が私を呼ぶ。
彼女が再び氷を踏む時、止まっていた物語が、忘れていた夢が、ゆっくりと溶け出す。
氷が鳴いた日、全ての始まりと終わりが交差する。
世界でいちばん静かで繊細なスポーツの、その奥の声を聞いて———。
北海道の片隅で、氷と語る物語《オルシペ》が、今再び動き出す。
『トノトのオルシペ—氷が鳴いた日—』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 19:33:27
3929文字
会話率:45%
カーリング。
それは、氷上のチェスと呼ばれるスポーツ。
カーリング。
それは、気高き精神を以て技を競い合うスポーツ。
カーリング。
それは、静と動、相反する力が融合するスポーツ。
カーリング。
それは、誰もが神の存在を信じたくなるスポ
ーツ。
カーリング。
それは、氷と人との対話が成立するスポーツ。
カーリング。
計算と思考とを尽くし、不条理と理不尽とに肩を落とし、それでも辞められないスポーツ。
熱き氷の上、軽井沢町の澄み切った空の下。
少年少女が今日もストーンを追いかけ、一喜一憂する。
Yesはスキップのコール。
スウィープをしろ、を意味する。
ラインズ、グッドはスキップのコール。
ストーンの軌跡が狙い通り来ている事を表す。
最後まで、Yes。
ラインズ、グッド。
諦めずに最後までスウィープを続けろ。
お前のストーンは狙い通りの軌道を描いている。
どこまでも青く澄み渡り凍てついた空と、氷におおわれた大地が紡ぐ冷涼なる物語、『最後まで、Yes。』シリーズ、完結編。
この作品は「カクヨム」さんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 23:24:36
58518文字
会話率:34%
中学三年生、野山乃花。
趣味はカーリング。
そしていわゆる腐女子。
“…変なヤツ、嫌なヤツって決めつけたらそこで考えを止めて、その人間を理解する事を止めてしまうだろ?
私は私の(腐女子視点の)目を通して人間を観察して理解しようとしてるんだ。
考えを止めてしまうより余程マシだと思うけどね。”
かなりひねくれていて、ちょっぴり腐ってる。
そんな彼女のちょっと切ない(展開になるはず)ラブコメディ。
※主人公がBL好きですが、BL展開、要素はありません。
※この物語は『最後まで、Yes。』に登場した人物達が出てきますがそちらを読んでいなくても楽しめる内容となっています。
この作品は「カクヨム」さんでも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 16:56:45
120173文字
会話率:20%
カーリングを中心にした、「最後まで、Yes。」の短編集です。
全6話。
各回は1000文字前後。
それぞれの話は独立しています。
第一話 「あんたに、Yes!」
素直になれない女の子のお話。
第ニ話 「フリーズする、彼女」
フリーズ(ぴ
ったりくっつけるショット)が得意な、ちょっとアレな彼女の話。
第三話 「遅すぎた、ウェイトジャッジ」
後悔の話。
第四話 「ハウスの中に三つのストーン+1」(前、後編)
教え子のお母さんに恋してしまったコーチの話。
第五話 「あるカーラーの挫折。あるいはすぐ先の未来」
冬季オリンピックはどうなるのか…?そんな話。
第六話 「」マイノリティ、達。(前、中、後編)
足に障害がある車椅子の少女と、女性の身体に男性の精神を宿す少女の物語。タイトル、誤植ではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 23:04:52
11331文字
会話率:19%
始めてみると楽しいが、始めるまでのハードルが高いというものが、世の中には幾つもあって、それがとても残念。速記のほかは、カバディとかカーリングあたりである。
最終更新:2024-06-12 07:01:04
307文字
会話率:0%
日曜日、僕は友人達と一緒に、カーリングを楽しんでいた。
そして、僕が投げたストーンが他のストーンとぶつかった時、パカッと二つに割れて、中から小さい男の子が生まれた。
男の子は自分の事をストーン太郎と呼び、ストーンを投げた僕の事をお父さんと呼
んだ。
そんなストーン太郎を、僕は、仕方なく育てる事になったのだが、時が経つにつれ、ストーン太郎の奇妙な体質が、次々と明らかになっていく。
その体質とは、うんちを、カプセルに入った常態にしてガチャガチャ方式で出せたり・・・
ちんちんが、マジックテープで引っ付いていて、自由に脱着できたり・・・
瞬きや血の流れる力を利用して体内で発電し、携帯を充電できたり・・・
ストーン太郎は、信じられないような能力を身に付けていた。
そして、ストーン太郎と出会ってから、様々な、変わった人とも出会うようになった。
オリンピックの銅メダリストで、銅メダルを、強力な握力で十円玉くらいの大きさにして、財布の中に入れて持ち歩き、いざ、人に見せる時には、銅メダルをワカメのように水で戻し、元の大きさにして見せる人とか・・・
どう見ても三十代にしか見えない男が、実は、まだ生まれていなくて、未だにお母さんとへその緒でつながっていて、今日はたまたま、お母さんの体から抜け出して食事している所だと言う人とか・・・
その他にも、僕は、色々な変わった体験をするようになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 15:36:51
32801文字
会話率:80%
男子はいったん屈んで
最終更新:2021-12-27 20:13:19
2332文字
会話率:0%
剣も魔法もありません。なんでこれ異世界でやる必要が有るんだよって多分突っ込まれるの承知で書いてみました。
キーワード:
最終更新:2019-11-22 03:52:52
2481文字
会話率:38%
高校女子カーリング部が頑張る、青春スポーツもの
最終更新:2018-07-16 22:39:19
2039文字
会話率:30%
ひかるは20歳の誕生日を迎えるが、・・・
最終更新:2018-05-18 21:21:13
5364文字
会話率:66%
これも冬季オリンピックで活躍したカーリングを見て思い付きました。
月刊少年コミック雑誌によくある感じのストーリーの出だし風小説です。
最終更新:2018-05-06 19:45:36
783文字
会話率:25%
冬季オリンピックで活躍した女子チームを見ていて思い付いたものです。
漫画やアニメにありそうな感じの出だし風小説。
最終更新:2018-05-06 19:40:35
1474文字
会話率:37%
本格的なカーリング小説を書きたい!という思いのもと始めました。
至らぬ点は多々ありますが、生暖かい目で見てくださるとありがたいです。
最終更新:2018-02-07 20:06:19
23106文字
会話率:35%
スイマーには、スイマーだけが感じるオーラのようなものがある。
スカーリングというのは、ある種の芸術家が、鍛錬として一本のまっすぐな線を描き続けるようなものだ。
キーワード:
最終更新:2016-01-30 10:41:25
7022文字
会話率:37%
主人公ホルトをはじめとした
様々なキャラクターの視点の物語、
一人一人の物語がたがいに折り重なっていく!
最終更新:2014-08-31 14:08:35
5046文字
会話率:36%
2022年。未曾有の大暴風雪「雪の女王」以来、四季のほとんどが冬になってしまった日本。そこでは氷上のスポーツが盛んになっていた。
一方その頃、流行とは無縁な田舎の稲花高校、女子カーリング部は部員数の少なさに悩まされていた。このままでは大会「
冬戦争」にも出ることはできない!
そこで白羽の矢が立ったのは、奇妙な振る舞いと「幽霊が見える」という噂から「七不思議」と揶揄されている七冬椿であった。
気温は低いが熱血なオカルトカーリング小説!
※休止中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-26 09:30:53
29718文字
会話率:42%
とーよーの200文字エッセイ
最終更新:2011-09-16 05:40:57
200文字
会話率:0%