カルダモン・コーヒーにまつわるベン・ジャムスの奇妙な体験。
ある朝ベンが台所に降りていくと、そこにいたのはセイラという見慣れぬメイド。二日酔いの気つけにカルダモンをほしがったベンに、セイラは「カルダモン・コーヒーをお淹れしましょうか?」と提
案します。
秋の歴史2023参加作品。テーマは『食事』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 08:00:00
4093文字
会話率:36%
ターメリック、クミン、コリアンダー、フェヌグリーク、ナツメグ、マカ、カルダモン入りの精力増強「おっぱいカレー」を、そうとは知らずに食べた主人公が性的に食べられるお話。
※柴野いずみ様主催の「スパイス祭り」参加作品。
最終更新:2022-07-04 20:00:00
3389文字
会話率:46%
僕はカルダモンを愛している。
カルダモンって知ってるかい? スパイスの女王って呼ばれてるんだ。
周りの男子たちが皆憧れている美人のあの子よりも、カルダモンの木に恋してる。
毎日のように彼女(カルダモン)に話をする。しかしそんなある日、彼女が
病気になってしまったことから僕の青春は大きく変わっていく。
※この作品は私主催の『スパイス祭り』の参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 00:00:00
4508文字
会話率:26%
【荒筋】
魔王! 魔王だと!? そんなものは貴様たちが何とかすればよいだろう!
よくもそんな下らぬことで我々を召喚などしてくれたな!
恥を知れ!!
それよりも貴様! 貴様たちは分かっているのか?
今この瞬間にも、貴様たちが無遠慮に荒らす
大地のどこかで、貴重なハーブやスパイスが種としての絶滅の危機に瀕し、あるいは失われようとしているのだぞ!?
クミン、コリアンダー、ターメリック、クローブ、カルダモン、オールスパイス、レッドペッパー、ブラックペッパー、シナモン、フェヌグリーク……。
どれか一つでも失われてしまえばスパイスカレーは作れないのだぞ。
タイム、セージ、ローズマリー、パセリ、ローリエ、セロリ、玉ねぎ、ニンジン……
ブイヨンを取るのに必要なハーブや野菜が一つでも欠ければ、美しい欧風カレーは生み出せぬのだぞ。
大麦、小麦にライムギ。米。トウモロコシ。その他雑穀類全て。
よもや適当な管理をして品種が滅茶苦茶に入り混じってはおらぬだろうな!? 人類が英知をかけて改良してきた素晴らしい品種の数々。それぞれに特徴のある穀物を適当に植え適当に育てれば、その美しくも特徴ある味わいが混じり合い、その違いがすべて台無しになるのだぞ!
貴様らは下らぬ争いの足元で踏みにじってきた植物たちの叫び声が聞こえぬのか!
見よ!
この世界を作った神だか女神だかは無頓着に地球産の植物の種を世界にばらまいたから、あちこちに葛がはびこり木々は枯れ、野原をオオキンケイギクが埋め尽くし、河川敷をアレチウリが覆い隠している。
奴ら特定外来種が栄華を誇るその陰で、食を彩る素晴らしい草木が次々に失われているではないか!
魔王などにかかずらっている暇などない!
そんなものは貴様たちで何とかしろ!
オレはスパイスやハーブを守るのだ!
彼らを保護し、食の文化を守るのだ!
オレは、
オレは……!
オレはカレーが食いたいのだ!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 12:00:00
183338文字
会話率:16%
性自認が側から見るとずれている人の物語。
最終更新:2019-04-22 23:12:03
2497文字
会話率:36%