「あのね、こないだ四葉のクローバーみっけた」
タウは重大な秘密を告白するように教えてくれた。
「ママはねぇ、四葉を探すのは得意なのよ」
トキコは少しだけ得意げだった。
妻と息子の微笑ましい姿を見ながら、『僕』は幸せを感じている。
今日は七
夕。僕たちは短冊に願いを書くだろう。
いつまでもこの幸せが僕のものでありますように――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-07 12:00:00
3963文字
会話率:40%
赤い屋根の小さな駅舎がある街。
そこに暮らす、写真が趣味の『僕』と季節の中の街の風景。人との出逢い。
これは、どこかにいそうな『僕』の人生と、小さな幸せの物語。
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以前投稿した三篇のお
話を応募用に改稿、再編した連載版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-15 18:41:09
14812文字
会話率:24%