それは、火星から政治が消えた日。
星を纏める事を放棄した大統領の令嬢が、何者かに拠り誘拐されてしまう。更には、令嬢の妹をも狙うと脅迫され、大統領家は恐慌に落とし込まれる。何とか極秘に娘を奪還したいと願う大統領は、秘密警察であり古くから親交
の有ったマーシャル家に捜査を依頼する。彼等は早くも犯人の正体を突き止めるが、令嬢が無事に還されぬ侭に犯人は不慮の死を遂げて仕舞う。犯人の死の背景に潜む『コード‐ネーム・オポチュニティ』の正体とは―――!?
一方、誘拐された令嬢の妹・シャルルの元に謎の少女が現れる。シャルルは事件と少女について堅く口を鎖し、更には少女を庇い捜査の妨害までする様になる。この少女の正体とは―――?
あくまでも黙して語らぬ少女達。没落したばかりの三大警察機構マーシャルを捲き込み、火星はまた滅亡へと突き進む。
※本作は未完です。執筆再開の可能性はありますが、『Ⅸ.点と線』をもっていったん連載終了となります。了解の上、お読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 16:00:00
45304文字
会話率:43%
俺は中二病いわゆる心の病である――
オタク、インキャ、中二病、、、この世の悪いところだけを取った様な性格の"俺"
名前は、、、「漆黒のエンジェル・オブ・ダークネス」。
そんな俺でも自分がオワコンだと気づき始めた
時、俺の人生最大の好奇心が発動する!
転生__ そう今漫画やら小説やら擦られまくっている展開に転生?!
中二心が擽られ、今ストーリーを進めていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 05:44:54
806文字
会話率:20%
第154回全国武道騎士大会。それは、地獄の始まりだった。
2289年。現代の日本はAIが発達。
200年前と比べると、その仕事の約99%は淘汰され、殆どの日本人は仕事を得るオポチュニティを失った。
しかし、根強く残るのは「民主主義制度」。
過去の様な「貧困」「裕福」といった概念は“金”では優劣がつけられなくなり、代わりに人々の上下を序列付けるのが、「純粋な強さ」である。
時は2100年代初頭。
AIが95%の職を奪い、世の天上界を支配していた“金持ち”が一般人に陥落する様は、所謂“平民”の歓喜に近い興味関心をそそり、世の大半を占める“平民”の意見は二次関数的に加速していった。
しかし、とは言ってもそう簡単に終わるつもりはないのが“金持ち”である。
金銭的な優位性が欠けたとしても、また別の手段を用いて平民に対して優位性を取ればいい。そう考えた当時の五大財閥頂点の故・オリックス中後が当時の最新技術を応用して作り上げたのが「特殊型対人戦闘服」───通称「特殊服」である。
これは名目上「他国からの侵略を武力保持により抑制する」という要素を建前として作った、自衛隊と似た理論により実現している攻撃性質を持った武装服であるが、それが“金持ち”の強さの証明であることに他ならないことは明白であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 03:18:24
2349文字
会話率:29%
定年間近の火星探査機担当者が、探査機から妙な写真を受け取ったーーー。
ショートショートです。
最終更新:2018-06-24 14:00:00
1898文字
会話率:24%
火星の入植がはじまり、更には二つの軌道エレベータが建造された時代。その内の一棟「オポチュニティ・エレベータ」で働く日本人・ジュンペイは同僚のエレーナと共に、天王星軌道上で発見された未確認物体の回収作業に参加する。ところが、宇宙の果てからや
ってきたそれは、人類を進化に導くモノではなく―― 2012年春「星海社FICTIONS新人賞」に投稿した作品を改稿したもの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-05 23:19:31
182229文字
会話率:52%
「宇宙工学的生命維持装置」の理論を提唱し開発した男の紆余曲折した半生を描いた作品。その革新的でブレークスルーな理論を提唱したが為に、巨大な組織には巧妙に利用され、運命に翻弄されたツンデレ男の行き着いた先は、赤い嵐が吹き荒れる不毛の火星だった
…。
【空想科学祭2010参加作品】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-20 00:14:35
26193文字
会話率:42%