その世界は人間と妖精が住む国が分かれていた。人間族の果ての国ラストリア王国の第二王女であるカテリアーナは家族と似ていない容姿であることから『妖精の取り替え子』として虐げられていた。ラストリア王国では妖精に取り替えられた子は嫌われているのだ。
十六歳になったカテリアーナはある日、国王である父に命じられて妖精族の果ての国エルファーレン王国に嫁ぐことになる。エルファーレン王国は妖精族の国で人間族が嫁いだ前例がない。王女でありながら、身一つで国境へと向かったカテリアーナを待ち受けていたのは、エルファーレン王国の国王フィンラスだった。国王自らの出迎えに驚くカテリアーナ。しかもフィンラスの正体はもふもふな妖精猫だった。もふもふが大好きなカテリアーナはいきなりもふもふ姿のフィンラスをもふりまくる。「でも、ごめんなさい。わたくしはこれから自由に生きたいの」。エルファーレン王国の王宮に向かう途中、逃げ出したカテリアーナを待ち受けていたのは!? おてんば王女ともふもふ妖精猫の冒険ファンタジーです。(注)冒頭胸糞表現がありますのでご注意を! ざまぁは微少でラストになります。タイトルは(仮)ですので、途中で変更するかもしれません。
*アルファポリス様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 07:00:00
79079文字
会話率:48%
剣と魔法の世界、エルファーレン。そんなファンタジー世界に転生したメリアナ・ラニード、通称メリー。言語習得にやたらと時間を掛け、転生チートなんてものも無い彼女は現在十六歳。一年前に魔族から人間に宣戦布告があったけれど、それも英雄達の活躍のお陰
で魔族との和平も成り、ほっとしたのも束の間。一般人の彼女にとんでもない申し込みが……。「愛しています。私と結婚して下さい」英雄クロード・ヴィラックからのまさかの告白。どうする、メリー?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-18 12:23:58
111924文字
会話率:43%
剣に宿りし神々が人の体を通して顕現する世界に生まれた乙女は、やがて国の頂点に立つ。
だがその治世の裏側には・・・
敢えて名前は入れておりません。
10年程前の作品のリメイクとか実験とか。
切なさが感じられたら嬉しいです。
最終更新:2017-02-12 00:38:52
2783文字
会話率:40%