社畜な恭弥にとって、家族同然のワンコだけが唯一残されていた癒やしだったのに、そのワンコが病気で死んでしまう。
もう少し早く気付いていれば死なせずにすんだ。働き詰めで注意力を失っていたことが原因だと気付いた恭弥は上司に辞表を叩きつけ、病気
の早期発見が仕事に含まれるペットトリマーを目指す。
ペットトリマーに必要な道具を買い揃えた帰り道、なぜか異世界にいた。というか、イヌミミとシッポを持つイヌミミ族の暮らす楽園にいた。
なのに、イヌミミ族の毛並みは手入れ不足でちっともモフモフじゃない!
こうなったら、俺がグルーミング(毛並みのお手入れ)でお前達をモフモフにして、思う存分モフモフしてやる! と、恭弥はイヌミミ族トリマーのお店を開店する。
もちろん、ブラックな企業に勤めていたときのように働き過ぎたりはしない。イヌミミ少女をモフモフにして、その合間にイヌミミ少女をモフモフする、モフモフライフを目指すのだ。
――イヌミミ少女を次々にモフられ依存症にしながら、様々な問題をモフって解決っ! モフリストによるモフリストのためのモフモフライフ始まります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-07 12:00:00
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