自分の孫に伝えきれなかった事、答えきれなかった事を残しこの世を去っていった95歳の祖父。
ふと目が覚めるとそこは異世界?ではなく、人間よりはるかに大きい体を持つ神様によると、ここは天界。
最初は信じられないし、高年齢だから神様の話す声がよく
聞こえなかったが、今だけ年齢を20代まで下げるなど不思議な魔法を使ったりしていた。
説明を聞いていると、どうやら自分は現世への転生者らしい。
現世に実際に存在する人間の体を借りて、孫と同じ年齢でこれからを生きていく。当然すべてをやり遂げた後は現世とはおさらばだが。
少年の肉体を借り、中身は95歳の老人。
彼がそこまでして孫にやり遂げたかった事とは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-11 10:16:43
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