ハプスブルク家のブルゴーニュ公フィリップ。
アラゴン=カスティーリャ連合王国の王女フアナ。
美公と名高いフィリップと、エキゾチックな美女フアナは、政略結婚でありながら出会ってすぐに恋に落ちた。
仲睦まじい夫婦となった二人だったが、夫フ
ィリップの激しい浮気癖により、幸せな結婚生活は崩れていく。
かつて大人しくも教養豊かな少女だったフアナは、夫の愛を乞い、壊れ、やがて狂女と呼ばれるようになる。
そしてある日、不幸な知らせが身重のフアナの耳に入るーー。
狂女と称された、激しくも気高き女王・フアナの恋愛譚。
彼女の内に秘めたる想いとはーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-09 17:00:00
1700文字
会話率:15%
12世紀アラゴン王国の故事「ウエスカの鐘」をモチーフにした叙事詩風の物語。
スペイン王国の前身・アラゴン王国のヒメノ王朝末期に3人の王子がいた。上から、名君ペドロ、戦士王アルフォンソ、そしてアラゴン王国バルセロナ王朝の祖先となる悪名高き聖職
者ラミロである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 20:21:13
1683文字
会話率:2%