【本編終了しました】
あたしが好きになった人は『死神』だった。
北(ポエトス山脈)と南(トラス山脈)の大山脈に挟まれた交通の要衝にあるカルステン王国。
カルステン王国の公爵家の次女であるイシス・ウィザースプーンは小さい時に出逢った
『不思議な力を持ったお兄さん』に想いを寄せてしまう。
想いを募らせるが逢えないまま8年後、成人となったイシスは親の策略で王妃の侍女にされ王都に行かなければならなくなった。
本来ならば公爵令嬢が王妃の侍女になる事は無い。あからさまに政略的な措置だ。
だがアグレッシブなイシスお嬢様は、王都に行けば『不思議な力を持ったお兄さん』の情報が得られるかも、と考えた。
国王の思惑もなんのその、どうにかこうにかずっと想い続けたお兄さんと再会し、色んな障害もぶち壊して、なんやかんやロマンスにするまでのお話。
進行はのんびりです。
獣人が人間である世界のお話です。
魔法は存在しない世界です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-27 12:20:43
160372文字
会話率:43%