セミの音に惚れていたアキアカネは、気候の変化によって、セミの音をゆっくり満足いくまで堪能できた。
最終更新:2023-11-09 00:00:00
218文字
会話率:0%
モテないオオカマキリくん
最終更新:2023-08-27 10:24:10
643文字
会話率:0%
その日はやけに静かだった。
セミは鳴き止み、水の音さえ聞こえず、そしてアキアカネが見当たらなかった。
ただただ少女の泣きじゃくる声が、雲を突き抜け、時を越え、私の耳に届くだけだった。
『夏暁郷百鬼夜行事件』を題材とし主人公が幾多もの謎に挑
むホラー・サスペンス小説。
あなたは自分が見たものすべてが真実だと思いますか?
【注意事項】
本作はどうせ幻想に決まってます。
登場する団体、人物は実在するすべてのものと何ら関係ありません。
本作には残酷な描写がかなり含まれています。
苦手な方は注意してください。
Are you oK?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 14:59:53
15509文字
会話率:43%
テーマは懐かしいです。
子供のころ好きだった、遊び、玩具、秘密基地。そんな思い出を子供目線で書いていきます。あのころまだテレビはブラウン管で分厚かったし、世界はものすごく広かった。インターネットは無かったけれど、魚や虫を捕まえる網はあ
った。野山には巨大な野犬や野兎がいて、畑にはモンシロチョウ。空一杯のアキアカネ。シーチキン。
あの時の世界を僕は好きだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-13 22:13:18
2530文字
会話率:5%
曲がり角を曲がった時、こつんと額に衝撃を感じた。
最終更新:2020-10-30 17:16:45
1063文字
会話率:19%
あらすじ
ある山間の小さな棚田の水路の、湧き水で生まれた、アキアカネの風太とナツアカネの昇太が幼虫の時期を経て、成長し、また、暑くなる時期、先に羽化した風太は、自分たちは、他の虫たちの命を奪って、生きていることに悩んでしまう。
同じ仲間
や、旅先で行き会う他の昆虫たちから、生まれつきで仕方のないことだと教わり風太の心は安らいだ。
クモの巣にかかった風太を救ってくれた人間もいるし、虫たちも、皆それぞれ色々なものを食べて暮らしている。驚くような生き方をしていることを聞いて、風太は元気をもらった。
秋の訪れとともに、高原から生まれ故郷の棚田に帰って、旅立つ前の仲間たちと再会する。生まれた頃からの仲間、昇太がその高原に行ってみたいと言うことを聞いて、ナツアカネの個体数自体が少なくなっていることに気づいた風太は、昇太の願いを叶えてあげたいと思った。そして、二頭は高原に向かった。
高原から帰った次の日から、昇太に会うことはなかった。ナツアカネの姿自体見かけなくなっていた。風太は、昇太が死んだことを知ってから、自分も急に死ぬのが怖くなった。実りの秋が過ぎ、冬の気配とともに霜の降りる朝、風太の命もつきて、風太の体は、風で田んぼに飛ばされるが、死んで無になってしまうわけではないことに気づいた。更に上から、風太の母が迎えに来て、風太の好きだった場所を巡って、先にこの世に来ていると思われる仲間たちに、会えることを楽しみに風太は上に向かった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2018-02-25 14:52:28
38844文字
会話率:39%