地球の環境が激変し、氷期に突入した遠い未来。
何処とも知れぬ広大な氷原の片隅で、細々と命脈を保つ人類の生き残りたちがいた。
「背骨山脈(スパイン)」のふもと、氷原に擱座した「船」で暮らす小集団に属する少年・ザンカは、父祖から受け継いだ極地
用機動外装「ヴォルツ・エッジ」の操縦者として、愛機「ヤリガンナ」と共に半機アザラシを狩りに出た。
大きな群れを見つけて意気上がるザンカは、目標のさらに奥に倒れ転がる一機のヴォルツ・エッジを発見する。アザラシに蹂躙され粉砕されるはずのところを辛くも救い出して出会ったのは、ザンカたちの知らない巨大集団「皇城」から出奔した科学者の娘・シュリだった。
外からの血がもたらされると喜び、彼女を取り込もうとする船の人々。だが、シュリは人類に再び文明と光熱をもたらす「真の転換器」を巡って、皇城からの追跡を受けていた。
シュリを追って現れた皇城の機動外装「フロストドーザ」の部隊が船を襲う。ザンカは一族とシュリを守るため、ひいては文明再建のための戦いと探索にいやおうもなく身を投じていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 21:07:38
9820文字
会話率:36%
一匹の野良犬に優しく接してくれたのは、お城の姫様だった。
魔物のもとに輿入れした姫様を取り戻そうと、野良犬はスケート靴を履いて、湖の奥にある魔物の城へ向かう。
わんこ系騎士ではなく、ワンコそのものが騎士となって姫を救う、王道テンプレ展
開な童話風ものがたり。
※秋月忍様主催の「アンドロメダ型企画」に参加させていただいております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 20:08:56
9946文字
会話率:10%
中川はある日スケーターを好きになる。
それから人生が180度大きく回転し、恋や友情はどうなっちゃうの??
そしてある日目覚めるのだが…
最終更新:2019-09-06 23:48:11
322文字
会話率:15%