それは、ある日のこと。
私たちの意識は、覚醒した。
生まれ落ちたその瞬間に、すべてを理解した。
この『装置』を使って、私たちは、私たち自身の『数値』を決めることができるのだ。
その後、私たちは過酷な世界に送られる。
ここでの選択が、その
後のすべてを決める。
そう言っても、過言ではないだろう。
私は気を引き締めて、目の前の『装置』に意識を向ける。
そこには私の種族の特性と、自由に割り振れるリソースが表示されていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 07:00:00
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