中等部二年の西原詩音は、担任教師の佐伯に憧れる少し弱気な女子生徒。
一方、趣味のRPGを公式に部活動にするため、仲間の白岡彩乃や香坂夢莉と奔走。
その筋書きは、詩音を部長に据え、顧問を佐伯先生に依頼する作戦だった。
果たして詩音の恋
の行方と部活の運命は…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 10:00:00
375610文字
会話率:43%
注意●この作品は今後、詩音たちRPG同好会のゲーム内での冒険譚や、日常での騒動を描く連作ショートショートとして続けていく予定です。
中等部二年の西原詩音は、担任教師の佐伯に憧れる少し弱気な女子生徒。
一方、趣味のRPGを公式に部活動に
するため、仲間の白岡彩乃や香坂夢莉と奔走。
その筋書きは、詩音を部長に据え、顧問を佐伯先生に依頼する作戦だった。
果たして詩音の恋の行方と部活の運命は…
■以下、ネタバレあり!
とあるきっかけでRPGという趣味に出会った中等部二年の西原詩音は、仲間の白岡彩乃と香坂夢莉の二人を巻き込んで、RPGを学校の公式な部活動にすることを思い立つが、顧問の教師や所属生徒の最低人数の確保に難航する。
詩音が担任教師の佐伯先生に想いを寄せていることを知る彩乃と夢莉は、佐伯先生の趣味もRPGであることを知り、一石二鳥とばかりに詩音と佐伯先生の相談の席を用意する。
成り行きでその席に居合わせた先輩の神楽樟葉も加え、後日改めて佐伯先生のRPGをお試し体験する四人だったが、その臨場感と迫力に圧倒されてしまう。
自分たちの心に深い印象を残した佐伯先生のRPGに感化され、夢莉と樟葉はさらにもう一歩、詩音のためではないRPGの部活動化実現に踏み込んでいく。
夢莉に恋する幼馴染みの涼太も加え、最低人数条件を満たし、RPG同好会として暫定発足を迎えた一方で、進展しない詩音の佐伯先生への片想いは、突然の樟葉のライバル宣言で混迷を極める。
開き直った詩音の一念発起でついに積極策に臨むが、少しずつ変わってゆく日常の中で、それぞれの想いは未だ冒険の途中を彷徨っている…。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 10:00:00
49620文字
会話率:42%